お酢の種類と効能の違い
皆様こんにちは。
前回、もずく酢についてお話しました。
今回は、お酢の種類と効能についてお話します!
お酢には色々種類がありますよね。
その種類別に特徴を見てみましょう!
今回は、
・穀物酢
・米酢
・黒酢
・リンゴ酢
・ワインビネガー
の紹介をします。
表記内に酸度とあるのですが、
酸度とは、酢酸などの有機酸の総量です。「酸っぱさ」とはまた違います。
また、栄養価の値は一例です。
メーカーによっても細かく違うことがあるので、参考程度にお願いします♪
・穀物酢
もっとも一般的なお酢です!
材料は、米、とうもろこし、小麦がです。
ツーンとした、まさにお酢!という感じです(語彙力なさすぎ笑)
用途としては、基本何にでも使える万能選手な印象ですね。
5g (小さじ一杯)あたりに含まれる1日に必要な栄養素の割合が多いのは、
クロム:0.5μg(必要量の0.5%)
炭水化物や脂質の代謝を助けるミネラルです。
糖尿病や高脂血症の予防・改善効果あり。
ただし、肥満予防効果は実証されていません。
ビタミンB12:0.005μg(必要量の0.2%)
葉酸と協力してヘモグロビン生成を助けるビタミンです。
貧血予防・改善効果あり。
モリブデン:0.05μg(必要量の0.2%)
タンパク質や鉄の代謝を助けるミネラルです。
貧血予防・改善効果あり。
別名「血のミネラル」
亜鉛:0.005mg(必要量の0.06%)
タンパク質合成に関わる酵素の材料となるミネラルです。
味覚を正常化する作用もあります。
カロリー:1.25kcal
酸度:4.2%
・米酢
文字通り、米からできたお酢です。
穀物酢と比較して甘味があるのが特徴です。
和食との相性が良いです!米ですからね!
5g (小さじ一杯)あたりに含まれる1日に必要な栄養素の割合が多いのは、
モリブデン:0.2μg(必要量の0.8%)
タンパク質や鉄の代謝を助けるミネラルです。
貧血予防・改善効果あり。
別名「血のミネラル」
クロム:0.05μg(必要量の0.5%)
炭水化物や脂質の代謝を助けるミネラルです。
糖尿病や高脂血症の予防・改善効果あり。
ただし、肥満予防効果は実証されていません。
ビタミンB12:0.005μg(必要量の0.2%)
葉酸と協力してヘモグロビン生成を助けるビタミンです。
貧血予防・改善効果あり。
ナイアシン(必要量の0.125%)
細胞でエネルギー生産をする酵素を補助するビタミンです。
皮膚や粘膜の健康維持をサポートします。
亜鉛:0.01mg(必要量の0.125%)
タンパク質合成に関わる酵素の材料となるミネラルです。
味覚を正常化する作用もあります。
カロリー:2.3kcal
酸度:4.5%
成分自体は穀物酢とほぼ同じです。
穀物酢よりカロリー高めです。
・黒酢
米酢との違いは、発酵させた米を用いていることです!
こちら、独特な香りがあり、米酢とは全く異なる印象です。
黒酢酢豚など、中華料理によく用いられていますね。
5g (小さじ一杯)あたりに含まれる1日に必要な栄養素の割合が多いのは、
モリブデン:0.45μg(必要量の1.8%)
タンパク質や鉄の代謝を助けるミネラルです。
貧血予防・改善効果あり。
別名「血のミネラル」
クロム:0.1μg(必要量の1%)
炭水化物や脂質の代謝を助けるミネラルです。
糖尿病や高脂血症の予防・改善効果あり。
ただし、肥満予防効果は実証されていません。
マンガン:0.0275mg(必要量の0.8%)
骨の形成、糖質および脂質の代謝、抗酸化作用を持つ酵素を補助します。
成長や生殖に関係してきます。
マグネシウム:1.05mg(必要量の0.4%)
骨の成分の一つです。
神経の興奮抑制、エネルギー生産補助、血圧維持に作用します。
ナイアシン:0.04mg(必要量の0.3%)
細胞でエネルギー生産をする酵素を補助するビタミンです。
皮膚や粘膜の健康維持をサポートします。
カロリー:2.7kcal
酸度:4.5%
ミネラル豊富です!
アミノ酸も記載はありませんが、豊富に含まれています。
なので、ダイエット効果が高いです!
ちなみに、私は黒酢のもずく酢を食べてます♪
・リンゴ酢
文字通り、リンゴからできたお酢になります。
酸味が少なく、爽やかな印象です。
水で薄めて飲んだり、ドレッシングにも使われます。
5g (小さじ一杯)あたりに含まれる1日に必要な栄養素の割合が多いのは、
ビタミンB12:0.015μg(必要量の0.62%)
葉酸と協力してヘモグロビン生成を助けるビタミンです。
貧血予防・改善効果あり。
カリウム:2.95mg(必要量の0.15%)
細胞の浸透圧維持・調整に働き、体内の水分調整を行います。
心臓機能や筋肉機能の調整も行います。
ナトリウム(塩分など)過剰摂取時の排出にも作用します。
鉄:0.01mg(必要量の0.15%)
全身への酸素運搬に作用します。
骨、皮膚、粘膜代謝、コラーゲン合成などにも作用します。
貧血の予防・改善効果あり。
パントテン酸:0.003mg(必要量の0.075%)
炭水化物、脂質、タンパク質の代謝、抗ストレスホルモンの分泌に作用します。
ビタミンB群の一種です。
マグネシウム:0.2mg(必要量の0.07%)
骨の成分の一つです。
神経の興奮抑制、エネルギー生産補助、血圧維持に作用します。
カロリー:1.3kcal
酸度:5.0%
高血圧予防効果が高いです。
・ワインビネガー
ワインビネガーは、ブドウを原料にしたワインから作られるお酢です。
なんでワイン酢ではないのだろうか・・・。
ブドウ酢とも言われますね。
ワイン由来なので、酸味が強く、味に深みがあります。
こちらもドレッシングに使われますね。
5g (小さじ一杯)あたりに含まれる1日に必要な栄養素の割合が多いのは、
クロム:0.05μg(必要量の0.5%)
炭水化物や脂質の代謝を助けるミネラルです。
糖尿病や高脂血症の予防・改善効果あり。
ただし、肥満予防効果は実証されていません。
ビタミンB12:0.005μg(必要量の0.2%)
葉酸と協力してヘモグロビン生成を助けるビタミンです。
貧血予防・改善効果あり。
モリブデン:0.05μg(必要量の0.2%)
タンパク質や鉄の代謝を助けるミネラルです。
貧血予防・改善効果あり。
別名「血のミネラル」
パントテン酸:0.004mg(必要量の0.1%)
炭水化物、脂質、タンパク質の代謝、抗ストレスホルモンの分泌に作用します。
ビタミンB群の一種です。
鉄:0.01mg(必要量の0.09%)
全身への酸素運搬に作用します。
骨、皮膚、粘膜代謝、コラーゲン合成などにも作用します。
貧血の予防・改善効果あり。
カロリー:1.1kcal
酸度:5.0%以上
有機酸の中に、酒石酸が多く含まれているので、
整腸作用に期待できます!
また、赤ワインビネガーにはポリフェノールも含まれていますよ!
美容効果に期待できますね♪
バルサミコ酢もワインビネガー同様、ブドウが原料です。
違いは、ブドウ果汁を数年熟成させています。
甘味が強く、デザートにかかっていることもありますね。
5g (小さじ一杯)あたりに含まれる1日に必要な栄養素の割合が多いのは、
クロム:0.25μg(必要量の2.5%)
炭水化物や脂質の代謝を助けるミネラルです。
糖尿病や高脂血症の予防・改善効果あり。
ただし、肥満予防効果は実証されていません。
モリブデン:0.1μg(必要量の0.4%)
タンパク質や鉄の代謝を助けるミネラルです。
貧血予防・改善効果あり。
別名「血のミネラル」
カリウム:7mg(必要量の0.35%)
細胞の浸透圧維持・調整に働き、体内の水分調整を行います。
心臓機能や筋肉機能の調整も行います。
ナトリウム(塩分など)過剰摂取時の排出にも作用します。
鉄:0.035%(必要量の0.33%)
全身への酸素運搬に作用します。
骨、皮膚、粘膜代謝、コラーゲン合成などにも作用します。
貧血の予防・改善効果あり。
カロリー:4.95kcal
酸度:6.0%
ミネラル分が豊富に含まれています。
美容効果に期待ですね!
バルサミコ酢もワインビネガー同様、ポリフェノールが含まれています!
カロリーが今回紹介したお酢類では最も高いのも特徴です。
いかがでしょうか?
お酢と一言で言ってもこんなに種類があって、
それぞれ特徴があります。
自分の目的にあったお酢を選んで、
健康生活をエンジョイしてください!
今回はここまでにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。